★★★ アサンジ逮捕でどうなるウィキリークス?

http://news.ameba.jp/kizasi-1/2010/12/93779.html
政府や企業、宗教団体などに関する機密情報を収集、公開する内部情報告発サイト、ウィキリークスが世界を揺るがす話題となっている。ウィキリークスは、オーストラリアの出身のハッカージュリアン・アサンジを中心とする数名のメンバーが創設したもので、本格始動した2006年以降、アフガン紛争やイラク戦争などに関するさまざまな機密情報をリーク。驚くべき新事実が次々と暴露されているのだ。











【データは2010年12月8日13時00分】





ウィキリークスの存在については、賛否両論がネット上に溢れている。



・暴かれて困っているのは、いらんことしてる政府や企業でしょ。

ウィキリークス非難する前に己のやってること反省しろ!

・国家のウソにはうんざり。国民のみなさん、騙されてますよ〜。

・私たちには知る権利がある。国家の密約で命が危険にさらされていたらたまりません。


など、“ウィキリークスに賛成。情報を隠すのはいけないこと”とする意見もあれば、




・アサンジ氏のやり方にも問題があるのでは? やりすぎているようで怖いです。

・誰にでも建前ってもんがあるでしょ。全部さらしても逆にうまくいかないこともあるのでは?

と、否定的な意見も見受けられた。
これまでウィキリークスが公表してきた情報は100万件を大きく上回るが、2011年11月29日に公開されたアメリカの交機密文書約25万点には世界が震撼。オバマ政権最大の危機だと言われる事態となっている。




「図表入りの記事はこちら」


流出した情報は、世界各国の軍事にまつわるものから政府の動きなどさまざま。たとえば、“中国政府がグーグルのサーバへの侵入を指示した”、“イランが北朝鮮から中距離弾道ミサイル19基を入手した”、“ヒラリー・クリントン国務長官が各国外交官のクレジットカード番号等の収集を指示した”といった内容のほか、フランスのサルコジ大統領について“裸の王様”など、悪口のようなレベルのものも含まれている。
また、東京発の公電も5千件以上含まれており、日本も当事者の立場となっている。

そんな事態を受けたブロガーの間では、



・もう、この流れは止まらないでしょうね。

・存在の賛否はわかるがそんなことじゃない。

・共通した一次ソースをどう加工するかで、メディアの立ち位置がこれから分かり易くなる。

・なくなってもまた誰かがつくるだろうね。

という反応が出ており、善悪レベルはさておき、もはやウィキリークスの流れを止めることは不可能と見ている人が多いようだ。

ウィキリークスの一番の特徴は、情報のリーク先が特定できないことだ。つまり、情報を漏らした者が特定される心配がないということ。また、800〜1200名ほどの世界各国のジャーナリストや識者がネットワークを形成し、情報の精度を検証してから公開している点も見逃せない。
12月7日には、ロンドンでジュリアン・アサンジが逮捕されるというニュースも飛び込んできた。容疑は女性2人に対する強姦、性的虐待だ。



・とってつけたような犯罪だね。これ、本当なのかな〜。

アメリカをあれだけ苦しめたわけだから、国家の威信をかけて世界がつかまえるよね。

・映画化決定ですな。

活動資金を寄付に頼っているウィキリークスだが、決済口座も封鎖されるなど、徐々に包囲網は狭まりつつある。しかし、ウィキリークスのような告発サイト、あるいは告発行為が世界にさらされてしまった今、いくらつぶしてもきりがないようにも思えてくる。
これからの社会では、国家も企業も“情報は流出する”という可能性を踏まえた上で動く必要がでてくるのではないだろうか。

(イノウエアキオ)



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「アメリカ」について寝言を言ってみる・・・


 


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