翻訳者&編集部と振り返る2010年 TechCrunch Japan Top30
日本のTechCrunch読者のみなさま、こんにちは!2010年もあとわずか。いかがお過ごしでしょうか?今年は本当にウェブ界隈にニュースの多い年だったと思います。恒例になりましたこの振り返り企画も今年で3回目。見比べてみると2008年、2009年とどこがどう違うのか、何か見えてくるかもしれません。では、編集部、翻訳チームと一緒に振り返ってみましょう!
[編集部注:コメントしている編集部、翻訳者は下記の通り。リンクはTwitterアカウント。進行は編集部の平野(kigoyama)です。]
滑川海彦/namekawa01:(滑)|Nob Takahashi:(Nob)|Maeda, H:(M)|iwatani(a.k.a. hiwa):(hiwa)|西田隆一:(西)
年間ページビューランキング:1位〜10位
[1]:ホワイトiPhoneがまた遅れた。今度は来春、iPhone 5とどっちが早いの?
堂々の1位は幻の白iPhoneです(笑)!アップルの話題は確かに強かった!
「こんなものがトップになるという理由が分からん!」(hiwa)「iPhoneねた強し。しかし特ダネでもないのに強すぎ。どっかのポータルからトラフィック流入した?」(滑)「白iPhoneの話題がここまで続いたことにびっくり」(Nob)
[2]:Apple iPhone OS 4.0のまとめ
「jpTCのPVを支えるとともに真に伸びない理由でもあるAppleネタ依存」(hiwa)「正統派良記事+iPhoneねたなのでトップでもおかしくなかった」(滑)「早い時期の「まとめ」記事だけによく読まれるのはわかるが、年間2位とは」(Nob)
[3]:YouTubeが省略なしの完全な映画を無料で400本提供
「こういう一般大衆路線を来年は拡大したいな」(hiwa)「しかし『ケーブルは死んだ』と言われつつも、映画はケーブルTV経由が多いな(AppleTVも買ったけれど)」(M)
「 Apple TV安いから買った。YouTubeをコタツに入って家のものと見るとまた違う体験」(滑)「iTunesでもそうだが映画に関しては日米の差があるので、ここまで上位に入ったの少々意外」(Nob)
ここも結局アップルTVの話題に…(笑)私も買います!
[4]:短縮URLといえば、今やbit.lyが一番
「4位になるネタかい??」(hiwa)「岩谷さんに同意」(滑)「URL短縮サービスのアクセス解析機能には注目したい」(Nob)
[5]:URL短縮戦争:TwitterがTinyURLを捨て、bit.lyを採用
「え?こんなのが5位?」(hiwa)「岩谷さんに同意」(滑)「実はbit.lyはTwitterにそれほど依存していなかった」(Nob)
bit.lyがなければTwitterでの更新情報をお届けすることができません!大切なサービスです!
[6]:とりあえず今すぐ使えるChromeエクステンション、11種類ご紹介
「そうか11種類でニュースになったか」(hiwa)「Chrome万歳。バグ多いけどメリットが上回る」(滑)「TechCrunch(本家)読者のChrome好きは著しく、ついにFirefoxを超えたとか」(Nob)
[7]:Google Nexus One(ネクサス・ワン)ついに発表―TechCrunchが詳細レビューをお届けする
「キャリア縛りの打破という思想は偉大だった。いずれ、普遍的にそうなる」(hiwa)「真剣に考慮中…」(滑)「日本でもAndroid定着は間違いなさそう。Google携帯はイメージ的にもAndroidの代表」(Nob)
[8]:Apple iPadをレビューする
「これはもうちょっと上位でもよかったのでは。私は”まともなコンピュータ”であるタブレットが欲しいが」(hiwa)
確かに。iPadは2010年を象徴する端末といっても過言ではないですよね。
「今年はiPadでちょっと幸せになりました」(M)「iPadは「生産ツール」ではないが『消費ツール』としては驚異的に良く出来てる。後発は苦労務ってオヤジギャグを1個」(滑)「iPhone以上に『他の追随を許さない』製品になる予感」(Nob)
[9]:これは使える!―新MacBook Air、7時間ぶっ続け試用レポート
「コンピュータはジェネリック製品であるべき、が私の長年の持論」(hiwa)「正統派良記事」(滑)「旧MacBoook Airオーナーとして気になった記事」(Nob)
私はMacbookAirの先代機を購入したばかりだったのでこの記事が出てから多数の方々に買い替えはまだかといわれ続けました(涙)で、まだ買ってません。。
[10]:無料ウェブ版が全面的に登場―Microsoft Office 2010完全ガイド(スクリーンショットあり)
「これの上位は、無理もないね」(hiwa)「去年も言ったんだけど、Officeがすっかりビュワーになってしまってる…」(M)「実際どーなのか?」(滑)「大学でMicrosoft Officeを教えている私としては、これも教えるべきだな」(Nob)
年間ページビューランキング:11位〜20位
「光学ドライブなしの機種なんてなんぼでもあるのに、Apple fanboyの視野狭窄」(hiwa)「Appleねた」(滑)「『殺した』『死んだ』は今年流行のタイトル」(Nob)
たしかにこのタイトル目立ちましたね。大体ライターはMGでしたが。
[12]:火山灰のおかげでイギリス上空から飛行機が消えた–ライブ画像を見せてくれるFlightRadar24
「データが一般公開されているところがすごい。全国の徘徊老人にもGPS送信機装着を!」(hiwa)「前回の大爆発はベートーベンが生きていた時代でしたっけね」(M)
[13]:[jp]モバゲータウンのオープンゲームの囲い込みが始まった!
「南場CEOのLe WebでLoicと対談してましたね。好感。公取調査の件は日経井上記者が良記事」(滑)「やはり今年は僕にとってはこの話題が一番思い出深い。ソーシャルゲームという大きな市場もできたしね」(西)
[14]:Yahooはついにどん底, 社内は最悪の混乱状態–早く!優秀なトップを!
「だからMikeの言うとおりMSに買収されてればよかったのに。キャロル・バーツというよりデビッド・チャンの判断に重大疑問符」(滑)「セブンイレブンと同じくYahoo Japanの方ができが良い」(Nob)
[15]:速報:Apple、セカイカメラを禁止―「Wi-Fiアクセスに問題がある」
[16]:Viberはスグレモノ―SkypeをしのぐiPhone向けVoIPアプリ登場
「まさかSkypeキラーが出てくるとは思わなかった。それにしてもSMSが届かないので使えないのが残念だ。国際も国内もSMSが滞りなく他キャリアとできるようになってほしいものだね」(西)
[17]:iPadの対抗機7種を見てみよう–甘美なインタフェイスだけがすべてじゃないぞ
「そうか7種でニュースになったか」(hiwa)来年はアンドロイドの話題が増えそうですよ。
「コンピュータとしてはあまりに機能不足、ということ」(hiwa)「実はぼくはもう一台欲しい^^」(M)「この記事を読みたくない私はiPadファンボーイ?」(Nob)
はい。のぶさんはiPad、いやアップルファンボーイです!
[20]:グッドバイ、MacBook Pro―今度のMacBook Airはそれほど素晴らしい
年間ページビューランキング:21位〜30位
[21]:1年で3回の資金調達(総額$10M)を成功させたわずか5枚のプレゼンスライド
「これはすごかった。勉強になった」(hiwa)「『しかし君はザッカーバーグではない』と続くのかな」(M)「『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』もどうぞ。しかし結局まず自分は何が言いたいか、ですね。言いたいことが見つからないなら技術でカバーは無理」(滑)
「この記事のリツイート回数、はてなブックマーク数はすごかった。すばらしい」(Nob)「当たり前のことが書かれているようにも思うけど、やっぱり資金調達のときにどんなプレゼン資料を作っているのかはみんな知りたいってことを証明したね。でも、結局は人なんだよってオチが……」(西)
この記事は本当に役に立ちましたよね。はい。私も実はこのフォーマットでいくつか…(笑
[22]:SNSの世界進出―なぜMySpaceとFacebookは日本でだめなのか
「そのFacebook、そろそろ動きそう」(滑)「新年映画『ソーシャル・ネットワーク』は日本でどうか」 (Nob)
[23]:発表! 2009年ベストiPhoneアプリ、全30(ゲーム15)種類一挙紹介
[24]:[jp] 日本でFacebookがブレイクするために必須と思われる5つのポイント
「この分析には今でも適切な部分多し」(滑)
徳力さんの記事、今年の後半のfacebook盛り上がりと同時に一気に伸びました。日本でももしかしたらfacebookはじまった??
[26]:Android必須アプリおすすめ集…初心者が1万本から選ぶのはたいへんなので
[27]:AmazonはAmazon Primeの会員全員にKindleを無料提供へ
[28]:iOS 4.0について知っておくべき5つの重要ポイント
[29]:パラダイスにトラブル発生―iPadのWifiに問題あり
[30]:あなたのGmailをすべて盗まれる, Googleの巨大なセキュリティホール
いかがでしたでしょうか?最後に編集部と翻訳チームからみなさんに一言メッセージです!
「来年もまた、貴重なる誤訳のご指摘等、よろしくお願いします!」(hiwa)「TC記事はぼくにとってはとても勉強になる。何かが読者の方の刺激になれば、これに勝る幸せはございません」(M)
「Disqusになってからコメント盛り上がってますね。全部読んでます。ディスカッションにみなさんの参加を期待」(滑)
「結局、ランキングだけ見てしまうとアップル関連が多くなってますが、来年もスタートアップからメガベンチャーまで変化するビジネスについて取り上げていきます。乞うご期待!」(西)
では、みなさま、よいお年を!そして2011年もTechCrunch Japanをどうぞよろしくお願い致します!